ポンコツ映画愛護協会『少年ケニヤ』 1941年冬、ナイロビ。 織物商を営む村上大助は日本へ戻る日が近付き、10歳になる息子のワタルを取引に同行させることにした。 妻の葉子が心配すると、大助は「若い頃から苦労して来たアフリカを見せておきたいん